芸能交流会
バリ舞踊集団(Pelan-pelan)がバリ舞踊を披露します。午前10時からが「歓迎の踊り」、13時45分頃からが「極楽鳥、求愛の踊り」になります。
その他、学生ボランティアがスマトラ・ガヨの踊り「サマン・ダンス」を、在市インドネシアの皆さんが東ジャワ州ポノロゴの「タリ・ジャティル」とインドネシア空手演舞「シラット」を披露します。
合間の時間には、在市インドネシア人と市民の参加者で、インドネシアの遊び「チョンクラック」、日本の伝統的な遊びである「折り紙」、「福笑い」を体験するワークショップをおこないます。
さらにインドネシア人の皆が知るポップス「心の友(五輪真弓)」を流して、日本語とインドネシア語で(静かに)皆で歌います。
※それぞれのブースと展示場では、インドネシア語に通じた通訳兼ファシリテータがお手伝いします。かれらを介して在市インドネシア人と市民が気軽に語りあう場が生まれることを期待しています。
インドネシアの伝統芸能
〜インドネシアの魅力を感じよう!〜
バリ舞踊集団『Pelan-pelan』の方々が「歓迎の舞」と「極楽鳥の舞」を披露します。
在市インドネシアの皆さんは東ジャワ州のポノロゴが誇る舞踊「タリ・ジャティル」を舞い、またジャワの伝統武術「シラット」を演じます。
「タリ・ジャティル」とは、竹製の馬を使う踊り手や、仮面を被った踊り手によって行われる伝統芸能です。初めは穏やかな踊りですが、終盤には踊り手がトランス状態になるところが特徴です。
「シラット」は1000年以上の歴史を誇るジャワの伝統武術です。インドネシア版空手のようなもので、日本の武道の精神と共通するものがあります。
映画やアニメで扱われることもあります。「シラット」の演舞の前には、日本のシラット研究の第一人者がこの武術について解説します。
学生ボランティアは、スマトラ島アチェ州ガヨの伝統舞踊「サマンダンス」に挑戦します。サマンダンスはユネスコの無形文化遺産に登録されています。一切楽器を使わず、奇数のダンサーたちが横一列に座って踊るのが特徴です。
ぜひインドネシアの伝統芸能の魅力を肌で感じてみてください!
場所: 屋外エリア
日本とインドネシアの
伝統的な遊び体験
〜伝統的な遊びを体験しよう!〜
会場には、インドネシアを代表する伝統的な遊び『チョンクラック』と、日本の遊び『折り紙』『福笑い』をご用意します。
『チョンクラック』は、小さな貝をくぼみのあいだで戦略的に動かす二人用のボードゲームです。シンプルなルールのため、どなたでも遊ぶことができます。
『折り紙』では鶴と風船を折ることができます。そのため作った後も飾ったりして楽しむことができます。
また、『福笑い』では、ヒジャブのパーツを取り入れることで、インドネシアの方にも親しみを持ってもらえるようアレンジを加えました。
来場者の皆さんには在市インドネシアの皆さんとともにこれら両国の遊びを楽しんでいただきます。
場所:スクエアシップ
ジャワの伝統生薬ジャムゥ体験
〜ジャムゥを体験してみてください!〜
ジャムゥは、インドネシア・ジャワ島の1000年を越す時間の王宮文化なかで発達した伝統的な生薬です。
冷え性や生理痛、肥満、貧血、疲労の解消や糖尿を抑えるなど、様々な体調管理に効く生薬としていまも多くの人に愛されています。
会場では、日本で唯一のジャムゥ専門店「テテス・マニス」の店主がジャムゥの紹介と試供会をおこないます。店主はジャムゥ研究の第一人者で農学博士です。
ジャムゥを通してジャワの悠久の歴史をぜひ味わってみてください。
Tetes Manis
場所:3F 研修室
インドネシア・フェアトレードの世界
〜フェアトレードを学ぼう!〜
日本はインドネシアから多種多様な自然産物を輸入しています。そうした自然産物を、環境にも、働く人びとの生活・健康にも配慮した適切なかたちで輸入・販売するのがフェアトレード・民衆交易です。
会場では、長年、インドネシアや他の東南アジア諸国とのフェアトレードに携わってきたAPLA(あぷら:Alternative People’s Linkage in Asia)が、インドネシアや東ティモール(お隣の国)のコーヒーやチョコレート、それらの産地に生きる人びとの暮らしを紹介します。
屋外のマルシェでは、選りすぐりのフェアトレード商品の販売もおこないます。
特定非営利活動法人APLA https://www.apla.jp/
場所:3F 研修室
みんなで(静かに)歌おう!「心の友」
〜この曲、知っていますか?〜
学生ボランティアと在市インドネシア人の皆さんが、歌手の五輪真弓さんが1982年にリリースした「心の友」を一緒に歌います。
この曲は、インドネシアでもっとも知られた日本の曲で、老若男女を問わず、同国の多くの人が口ずさむことができます。また、2004年にインドネシアで起きたスマトラ沖地震のチャリティ・ソングとして日本で発売もされています。日イの友好を象徴する歌といえるでしょう。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、両国の友好のさらなる発展を祈念して「心の友」を静かに歌いたいと思います。
場所:屋外エリア